LED看板とは?6種類の違いと価格相場をメーカーが解説
2026年8月1日
LED看板とは、看板そのものがLEDで光るタイプの看板のことです。文字やロゴが暗い場所でもくっきり浮かび上がるため、店舗の入口・ファサード・オフィスのエントランスなど、夜も見せたい場所の看板の主流になっています。
価格は小型で5万円台〜、幅840mmの実例で13.5万〜19.8万円(税抜)が目安です。この記事では、LEDサインの製造直販メーカーであるDELIGHTが、6種類の発光タイプの違い・価格相場・失敗しない選び方を実例つきで解説します。
LED看板とは?看板そのものが光る「内照式」の看板
看板の照らし方は、大きく2つに分かれます。
- 内照式(LED看板・電飾看板):看板の内部にLEDを組み込み、看板そのものが発光する方式。文字やロゴが暗闇でくっきり浮かび上がります
- 外照式:既存の看板をスポットライトなどで外から照らす方式。看板本体は光りません
内照式は光源が風雨から守られるためメンテナンス性が高く、光ムラの少ない均一な発光が得られるのが特長です。かつては蛍光灯が主流でしたが、現在はほぼすべてLEDに置き換わり、消費電力と寿命の面で大きく進化しました。方式全体の整理は光る看板の種類と価格まとめ、内照式そのものの詳細は電飾看板とは?内照式看板の種類・価格・選び方で解説しています。
なお、1文字ずつ独立した立体文字を光らせる構造のものはチャンネル文字(箱文字)と呼ばれ、LED看板の中でも店舗の顔づくりに最もよく使われる形式です(チャンネル文字(箱文字)とは?)。
LED看板の6種類|発光タイプ別の違いと向いている場所
LED看板は「どこが光るか」で夜の見え方が大きく変わります。当社では次の6タイプを製作しています。
| 発光タイプ | 光り方 | 向いている場所 |
|---|---|---|
| 正面発光(FL) | 立体文字の正面が光る | 最も定番。遠くからの視認性を重視する屋外看板に |
| 側面発光(SL) | 正面は光らず、立体の側面だけが光る | 光らない正面が文字の形としてはっきり見える。屋内の明るい店舗に |
| 背面発光(BL) | 文字を壁から浮かせ、背面の光が壁面に当たる | 落ち着いた上品な印象。ホテル・オフィス・高級店に |
| 全面発光(AL) | 側面に加えて正面も光る | 光量が強く力強い。遠くから目立たせたいときに |
| ネオンチューブ(TL) | チューブ状のLEDが線で光る | ネオン管のような柔らかい光。バー・カフェ・アパレルの世界観づくりに |
| マーキー(MQ) | 電球風のドットが並んで光る | レトロで賑やかな雰囲気を出したいときに |
正面発光と背面発光は迷いやすい組み合わせなので、見え方の違いを正面発光と背面発光の違いとは?で比較しています。
このほか、当社独自の根元発光というタイプもあります。文字の根元部分だけが光り、壁がほんのり光っているように見える仕上げで、効果は背面発光に近く、アクリルの削り出しで作るため表面がつるっと綺麗に仕上がります(根元発光サインとは?)。
LED看板の価格相場|実例と目安レンジ
LED看板の価格はサイズでほぼ決まります。当社の実例をもとにした目安は次のとおりです。
| サイズ帯 | 主な用途 | 価格の目安(税抜) |
|---|---|---|
| 卓上〜小型(横幅50cm前後まで) | 店内ディスプレイ・フォトスポット・受付 | 5万円台〜 |
| 中型(横幅50cm〜1m前後) | 店舗の壁面・ファサードのロゴサイン | 10万円前後〜 |
| 大型(横幅1m超) | 建物の顔・大型店舗・商業施設 | 個別見積もり(送料も要確認) |
同じ幅840mmでも、作り方で価格は変わります。実際の例で比べると次のとおりです。
- アクリル削り出し・正面発光(ロゴ+英字7文字・幅840mm):198,000円
- ネオンチューブ・ダブルライン(ロゴ+英字・幅840mm):135,000円
ほぼ同じ寸法・同じロゴでも、ネオンチューブ型のほうが抑えられるケースがあります。店舗ファサード用の正面発光チャンネル文字一式では、約20万円前後が一つの目安です。実例4件ずつの料金表はLEDサインの価格はいくら?実例4件の料金表つきとLEDネオンサインの価格はいくら?実例4件の料金表つきで公開しています。サイズから逆引きしたい場合はネオンサインのサイズ別価格目安が便利です。
店舗の看板全体で見ると、10万円台のものから、大型・屋外用では80〜90万円を超えるものまでが実際のレンジです。当社の表示価格は、看板業者様・店舗オーナー様で共通です。
LED看板の価格を左右する5つの要素
- ① 本体価格:サイズ・文字数・発光タイプ・素材で決まる中心部分。価格の7〜8割はここです
- ② デザインデータ作成:ロゴ画像や手描きから製作用データを起こす工程。データ入稿できれば抑えられます
- ③ 電源(アダプタ・トランス):LEDを点灯させる必須部品。「電源別売」の見積もりは、本体が安く見えても総額では変わらないことがあります
- ④ 送料:サイズが大きいほど跳ねやすい費目です(大型LEDサインの価格|送料が跳ねる理由)
- ⑤ オプション:屋外用の防水仕様、特殊な取付金具、特急対応など。屋外仕様は本体価格の+10〜15%程度が目安です
見積もりを比較するときは、「届いてすぐ点灯できる状態までの総額」に揃えるのが鉄則です。内訳の全体像はLEDサイン価格の内訳とは?追加費用まで総額で解説にまとめています。
屋外にLED看板を設置するときの必須条件
屋外に設置する場合は、防水仕様(IP65)を選ぶことが大前提です。屋内向けの仕様をそのまま屋外に付けてしまうのが、看板の寿命を縮める最大の原因になります。
屋内サインと屋外サインでは使用する部材が変わるため、お問い合わせの際は設置場所(屋内か屋外か)を最初にお伝えいただくと話が早く進みます。当社では27色のカラーから屋外対応で製作できます。
LED看板の寿命とランニングコスト
LED素子の寿命は一般に約3万〜5万時間といわれます。1日10時間の点灯なら単純計算で8年以上で、看板としては十分に長寿命です。
ただし実際の「看板の寿命」は、LED素子だけでなく電源・外装・設置環境で決まります。電源はLEDより先に寿命が来ることもある部品で、熱がこもる場所に置くと劣化が早まります。詳しくはLEDサインの寿命は何年?長持ちさせる基礎知識をご覧ください。
電気代は「消費電力(W)×点灯時間×電力単価」で計算できます。具体的な試算方法はネオンサインの電気代はいくら?計算式と目安で解説で解説しています。
失敗しないLED看板の選び方3ステップ
- どこに付けるかを決める:屋内か屋外かで、防水仕様の要否と使用部材が決まります
- 何を光らせるかを決める:店名ロゴならネオンチューブや正面発光、建物の顔ならチャンネル文字が向きます
- どんな印象にしたいかを決める:目立たせたいなら正面発光・全面発光、上品にまとめたいなら背面発光や根元発光、世界観を作りたいならネオンチューブです
視認距離も判断材料になります。歩行者向けのファサードサインであれば、文字高150〜500mm程度が一般的です。設置面の幅の6〜8割を目安にすると、余白が残って収まりが良くなります。
この3つが決まれば、あとはサイズと予算の調整です。設置場所の写真とロゴ画像をお送りいただければ、最適な発光タイプと概算お見積もりを無料でご提案します。依頼時に用意しておくとよい情報は看板の見積もり依頼のやり方とは?必要な情報5つにまとめました。
よくある質問
Q. LED看板とネオンサインは何が違いますか?
A. ネオンサインはLED看板の一種です。チューブ状のLEDで線を描くタイプを指し、昔ながらのガラスネオン管の光り方をLEDで再現したものです。ガラス管との違いはネオン管とは?ガラスネオンとLEDネオンの違い、ネオンサイン全体の解説はネオンサイン完全ガイドをご覧ください。
Q. 納期はどれくらいですか?
A. 通常15営業日・最短13営業日です。オープン日が決まっている場合は、逆算して余裕を持ってご相談ください。
Q. 保証はありますか?
A. 当社の製品は2年保証つきです(新規ご注文分から適用)。保証期間後も、症状に応じた修理・部品交換のご相談を承ります。
Q. デザインデータがなくても頼めますか?
A. 頼めます。ロゴ画像や手描きのスケッチからこちらで製作用データを起こせます。注文から納品までの流れはオーダーメイドLEDネオンサインの頼み方をご覧ください。
Q. 取り付け工事もお願いできますか?
A. 当社は製造販売と全国配送を行っており、設置工事は承っておりません。お付き合いのある施工業者様への情報共有・連携が可能で、取付図面・仕様書などの資料も完備しています。
Q. 看板業者ですが、製作委託の相談はできますか?
A. 承っています。看板店様・内装会社様・設計事務所様からの製作委託、図面・仕様書や大手カタログ品番でのお見積もりにも対応します(看板製作のOEM・製造委託とは?)。
まとめ:LED看板は「どこが光るか」と「サイズ」で決まる
LED看板は、正面発光・側面発光・背面発光・全面発光・ネオンチューブ・マーキーの6タイプから選べます。価格はサイズでほぼ決まり、小型5万円台〜・中型10万円前後〜・大型は個別見積もりが目安です。屋外なら防水仕様(IP65)が前提になります。
私たちは27色・屋外対応・通常15営業日(最短13営業日)・2年保証で、総額のわかるお見積もりを無料でお出ししています。
お店やオフィスの看板をご検討中の方:設置場所の写真とロゴをお送りください。発光タイプの提案と概算お見積もりを無料でご提案します。→ ご注文の流れを見る
看板業者様・内装会社様・設計事務所様:図面・仕様書からのお見積もりを承ります。お問い合わせフォームの区分で「専門業者様」をお選びください。













