ネオン管とは?ガラスネオンとLEDネオンの違い・価格を解説
2026年7月25日
ネオン管とは、ガラス管の中にネオンガスやアルゴンガスを封入し、高電圧をかけて発光させる伝統的な照明です。かつて繁華街の看板の主役でしたが、現在の看板づくりでは、同じ光り方をLEDで再現した「LEDネオン(ネオンチューブ)」が主流になっています。理由はシンプルで、価格を抑えやすく、割れにくく、屋外でも使いやすいからです。
この記事では、LEDサインの製造メーカーである私たちが、ネオン管の仕組みから、ガラスネオンとLEDネオンの違い(比較表つき)、価格の目安、どちらを選ぶべきかの判断基準までを一気に解説します。
ネオン管とは?仕組みをかんたんに解説
ネオン管は、細いガラス管を文字やロゴの形に曲げ、中に封入したガスへ高電圧をかけて発光させる照明です。19世紀末〜20世紀初頭に実用化され、日本でも昭和の時代から「ネオン街」という言葉が生まれるほど看板の代名詞として使われてきました。
発光の仕組みには、次のような特徴があります。
- ガスの種類で色が決まる:ネオンガスは赤系、アルゴンガス+蛍光塗料で青や緑など、封入するガスと管の加工で色をつくります
- 職人がガラス管を手で曲げる:バーナーでガラスを熱し、文字の形に成形します。1点ずつの手仕事です
- 高電圧で点灯する:ネオントランス(変圧器)で数千〜1万ボルト程度まで昇圧して発光させます
手仕事ならではの温かみのある光が魅力である一方、ガラスなので割れやすく、高電圧を扱うため設置場所や電気工事に注意が必要という側面もあります。
「ネオン管」「ネオンチューブ」「LEDネオン」— 用語を整理
看板を探し始めると似た言葉がいくつも出てきます。まずここを整理しておくと、この後の比較がすっきり理解できます。
- ネオン管(ガラスネオン):本記事の主役。ガラス管+ガス発光の伝統的なネオンです
- LEDネオン(ネオンチューブ):ネオン管の光り方をLEDで再現したもの。シリコンチューブ式のほか、アクリルを削り出して発光させる「アクリル製ネオン風発光」方式もあります。現在の看板づくりの主流で、私たちが製造しているのもこのタイプです
- ネオン風サイン・ネオン風看板:LEDネオンを使った看板の呼び方のひとつ。「ネオン風」=LEDで再現、と覚えてOKです
つまり「ネオンサインが欲しい」と思ったとき、実際の選択肢は①伝統的なガラスのネオン管でつくる ②LEDネオンでつくるの2つです。LEDネオンの光り方の仕組みはネオン風発光サインとは?本物のネオン管に近い光り方の仕組みで詳しく解説しています。
ガラスネオン管とLEDネオンの違い【比較表】
両者の違いを、看板選びで気になるポイントに絞って比較します。
| 比較項目 | ネオン管(ガラス) | LEDネオン |
|---|---|---|
| 光り方 | ガス発光ならではの深みのある光 | ネオン管に近い光をLEDで再現。発色は鮮やか |
| 価格 | 職人の手仕事のため高くなりやすい | 同じデザインなら抑えやすい(目安は後述) |
| 耐久性 | ガラスのため衝撃に弱い | シリコンチューブ+アクリルで割れにくい |
| 消費電力 | 高電圧が必要で大きくなりやすい | 低消費電力(LED) |
| 発熱・安全性 | 高電圧のため取り扱い注意 | 低電圧で発熱も少ない |
| 屋外使用 | 破損・漏電対策が必要 | 防水仕様(IP65)を選べば屋外OK |
| 寿命 | ガスが徐々に抜けて暗くなる | LED素子は一般に約3万〜5万時間といわれます |
| デザイン再現 | 細かい文字は苦手 | データ入稿でロゴ・細字も再現しやすい |
ガラスネオンにしか出せない味わいは確かにあります。アート作品や世界観を最優先する空間演出では、今もガラスネオンが選ばれることがあります。一方で、店舗看板・企業サインとして「光る文字」が欲しいなら、価格・耐久性・屋外対応のバランスでLEDネオンが第一候補になります。
ネオン管風の看板はいくらでつくれる?価格の目安
LEDネオンサインの価格の目安は、サイズとデザインの複雑さで決まります。私たちの製作実績では、卓上〜小型サイズで5万円台から、店舗の壁面に設置する中型サイズで10万円台前半〜が目安です(電源など込みの総額レンジ。デザインにより変動します)。
たとえば横幅1m前後のネオンチューブサインの製作実例では13.5万円という例があります。サイズ別の実例と料金表はLEDネオンサインの価格はいくら?実例4件の料金表つきで解説にまとめています。
ガラスのネオン管は、職人の手曲げ工程が必要なため、同じデザインでもLEDネオンより高くなるのが一般的です。また、点灯にネオントランスが必要な点や、破損時の修理費も含めて総額で考える必要があります。
どちらを選ぶべき?用途別の判断基準
- 店舗・オフィスの看板として使いたい → LEDネオンがおすすめ。価格・耐久性・電気代・屋外対応のバランスが良く、ロゴの再現度も高い
- 屋外に設置したい → LEDネオン一択に近い選択です。防水仕様(IP65)を選べば雨風に対応できます。詳しくは屋外にネオンサインは設置できる?へ
- アートとして「本物のガス発光」にこだわりたい → ガラスネオンの世界です。専門の工房・作家への依頼を検討してください
- 予算を抑えつつネオンの雰囲気が欲しい → LEDネオン。小型なら5万円台からの目安で製作できます
LEDでネオン管の光を再現する — 製造メーカーとしてのご提案
私たちDELIGHTは、LEDネオンサイン・チャンネル文字の製造直販メーカーです。ネオン管の風合いをLEDで再現するために、次の仕様で製作しています。

- 27色のカラーラインナップ:定番の赤・青からアイスブルーなどの淡色まで
- 屋外対応(IP65):防水仕様を選択可能
- 納期は通常15営業日・最短13営業日:全国配送に対応
- デザインデータがなくてもOK:ロゴ画像や手描きイメージからデータを起こして製作できます(オーダーメイドの頼み方)
- 2年保証:新規ご注文分に適用
取付図面・仕様書・施工要領書をご用意しているので、取り付けはお客様がお付き合いのある施工業者様との連携もスムーズです。看板店・内装会社・設計事務所様の製作パートナーとしてのご依頼も歓迎しています。
ネオン管に関するよくある質問
Q. ガラスのネオン管は今でも注文できますか?
A. 製作できる工房は今も存在しますが、職人の減少により対応先は限られています。私たちはガラスネオン管の製造は行っておらず、ネオン管の光を再現するLEDネオンサインを専門に製造しています。
Q. LEDネオンの電気代はどれくらいですか?
A. LEDは低消費電力です。目安として「消費電力(W)×点灯時間×電力単価」で計算でき、たとえば10Wのサインを1日10時間・30日点灯した場合は3kWh(電力単価31円/kWhなら約93円/月)です。サイズ・仕様により消費電力は変わるため、お見積もり時にご案内できます。
Q. LEDネオンサインの寿命はどれくらいですか?
A. LED素子は一般に約3万〜5万時間といわれ、1日10時間点灯でも約8年以上の計算です。私たちの製品は2年保証つきです(新規ご注文分から適用)。
Q. 屋外でも使えますか?
A. LEDネオンは防水仕様(IP65)を選べば屋外に対応できます。ガラスのネオン管を屋外で使う場合は、破損対策と電気工事面の配慮が必要です。
まとめ:ネオンの光は、いまはLEDでつくるのが主流
ネオン管はガラス+ガス発光の伝統照明、そして現在の看板づくりでは、その光をLEDで再現するLEDネオン(目安5万円台〜・27色・IP65対応・通常15営業日)が主流です。「ネオンの雰囲気の看板が欲しい」という段階のご相談から、図面つきの本格的なお見積もりまで、製造メーカーとして直接お答えします。
お店やオフィスの看板をご検討中の方:デザインイメージ(手描きやロゴ画像でOK)をお送りいただければ、発光タイプのご提案と概算のお見積もりを無料で行います。→ ご注文の流れを見る
看板業者様・内装会社様・設計事務所様:貴社案件の製作パートナーとしてのご依頼も歓迎しています。図面・仕様書からのお見積もり、大手カタログ品番での同等仕様のご相談も承ります。お問い合わせフォームの区分で「専門業者様」をお選びください。













