災害時に注意すべき屋外型看板とは?

2017年10月18日

屋外型看板の設置を無事に終わらせた後に気になるのが、定期的なメンテナンス方法についてではないでしょうか。
特に高所に設置しているような屋外型看板の場合、注意すべきなのは災害による落下事故です。
そのような可能性をできるだけ少なくするために、ぜひ今回の内容をご一読ください。
今回は、万が一の時に備えた屋外型看板についての特集です。

災害と看板事故

2018年の8月には9回台風が発生し、日本列島を直撃した22号を初めとした台風の猛威については記憶に新しいところだと思います。
気象庁によると、8月に9回もの台風が発生したのは、1994年以来24年ぶりとのことです。
(気象庁「台風の発生件数」より:https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/typhoon/statistics/generation/generation.html)

地震や台風などの災害を体験する機会の多い我が国日本では、災害にともなう看板事故も複数発生しています。
もし何らかの看板事故が発生した場合、その責任をまず問われるのは、やはりその看板を使用している店舗や企業です。
賠償金が必要となった時には、もしかするとビルのオーナーにまで責任が及んでしまうかもしれません。

このような災害を受けて、屋外型看板の機能についても、少しずつ求められているものが変化してきているのです。
それでは、災害時に注意すべき看板とは、どのようなものがあるのかを詳しく見ていきましょう。

看板事故の危険性とは?

看板を使用している場所によって、看板事故の危険性は異なります。
それぞれ起こりやすい問題点について確認していきましょう。

・都市部の看板は地震落下に注意しよう

都市部には、建物が密集していて、数多くの人々が生活しています。
特に老朽化している看板は、看板を建物に固定するためのボルトなどの金具類が腐食している場合が増えてきています。
小さな揺れでも金具の破損や緩みが起こりやすくなっています。
看板落下から大事故に繋がる可能性もあるため、年数が経過した看板は、定期的に安全性を確認した方が良いでしょう。

・塩害や積雪も事故を発生しやすくなります

海沿いに面している地域では、日々発生する潮風の影響で金属のサビが起こりやすくなります。
積雪の多い地域では、雪の重みの影響で看板が落下する可能性や、
雪解け水の影響で看板の腐食が進行しやすくなります。
このような地域では、他の地域よりも短い間隔で定期点検を行うようにした方が良いでしょう。

・定期点検の目安は約3~5年

看板による事故を事前に防ぐためには、設置から約3~5年を目安に定期点検行うことをおすすめします。
「看板の色あせ」、「固定部分の緩み」、「金属や木材の腐食」、「シートの剥がれ」などを発見した時には、
看板の安全性が下がっている可能性があります。
上記のほとんどは目で見て点検できる箇所ですが、看板の内部でも腐食や劣化が進行している可能性があります。
可能であれば、3年に1回は看板内部の点検も行った方がより安全です。

震災対策をするならLED看板がおすすめです

白熱電球は、内部にフィラメントを持っているため、地震などの振動によって切れてしまうことがありました。
LEDは、振動で切れにくいばかりか、シリコン樹脂などでコーティングされているため、
白熱電球に比べても衝撃に強く、落下しても割れにくいという特徴があります。
LEDは白熱電球に比べて、消費電力が20~25%少なくなっているため、災害時に電力が不足した時の備えとしてもおすすめです。
弊社では、LEDネオンチューブを使用したネオン風のLEDサインも準備していますので、
割れやすく規制の多いネオンサインから乗り換る検討をしてみてはいかがでしょうか。
世界初の自動見積りシステムもご準備しているので、お気軽にご利用ください。

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